透明なオーロラを水に溶かしてそのままキャンバスに塗ったような透き通った色。

「見る」行為がそのまま「触れる」という感覚に昇華されるような柔らかな輪郭。

また、意識のすみで、どこかで見た事があるような既視感のある風景を描き出す福井篤さん。


”寝てる状態で初めて素になれるというか。余りこの世界になじめてない感覚があるんですね。”

自分のいるべき世界に戻るための「眠り」。

そして眠るたびに人間は「夢」を見ます。

その夢にこそ、福井さんが心地よく感じる世界があり、それを克明に再現しようとしているそうです。

真綿のような絵を描く福井さんですが、


“実は何かもっとジャカジャカしたものが好きなんです。”


と、それをあっさりと裏切るような言葉もあり、本当に一筋縄ではいかない魅力をお持ちの方です。

起きると忘れてしまう夢の輪郭をどのように描き出しているのか。
どうしたら夢の風景の精度をあげて見る事ができるのか。


「夢」の世界への近道をお伺いしてきました。

福井 篤

1966年、愛知県生まれ。1989年に東京藝術大学美術学部油画科を卒業。現在は山梨県の八ヶ岳にスタジオをかまえて、制作活動を行っています。作品は「六本木クロッシング」(2004年、森美術館)をはじめ、アメリカ、ドイツ、ノルウェー、シンガポールなど各国の展覧会で発表されています。

絵がうまくなりたかったというより、漫画をうまく描きたかった

福井篤さん 目を閉じた先の精度の高い「夢」の世界を描く

ーー作品を拝見させていただいていると、物語を見ているような、その中でもどちらかというと「日本昔ばなし」ではなくて、「西洋のおとぎばなし」のような雰囲気をかんじたのですが。

福井 小学校ぐらいから漫画が好きで、中学校ぐらいになると外国の漫画を紹介するような雑誌を読んで、それですごいなと思って。
漫画のストーリーよりも絵のすごさにびっくりしたんですね。
それで外国の漫画雑誌とかを中学校ぐらいから見るようになって、それでそういう感じになっちゃったのかな。

( 東京藝術)大学に行くというのも、絵がうまくなりたかったというより、漫画をうまく描きたかったというか、デッサン的にちゃんと学びたかった。その延長でそういう大学に行ったんです。

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ーー漫画家になりたかったということなんですか。

福井 もともとはそうですね。でも、美術の大学に入ると、やっぱり皆さん芸術が好きで入ってきてますから、自分とは違うわけですよ。
周りが全員そういう人だと、やっぱり何か影響受けるというか、それはいい意味で言ってるわけじゃないんですけど、芸術ぽくしなきゃいけないのかなというふうな感じで、芸術を装って、その枠内で絵を描き始めるんですよね。

そうすると何か自分じゃないような絵を結局描くことになっちゃうんですけど、それも何か違うなと思って、なので大学にいたときは絵は余り描かなかったです。

ーー技術を磨くというところはどうだったんでしょうか。

福井 そういうほうも何か、自分でやってりゃいいかというような。そのころは音楽ばっかりやってて。
でも、そんなうまくなれなかったので、もう一回絵に戻ったというのもあるんですけれど。

ーー漫画というかコマ割りしてあるような作品があると思うんですけど、紆余曲折して、あれは昔やりたかったことを改めて作品にしてみたというところなんですか。

福井 そう言えると思いますね。

夢というか、寝てる状態で初めて素になれるというか

ーー過去の作品で夢遊病という題名のモノがあったのですが、何か夢みたいなものに対して作品に影響している部分であったりとか、特別な思いみたいなものというのはあったりするんですか。

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福井 夢というか、寝てる状態で初めて素になれるというか。余りこの世界になじめてない感覚があるんですね。
この世界というか、地球に……違う星から……。(笑) ふるさと感が感じられないというのかな。

ーー夢の中では自分とはっきりわかる人物が出てくるんですか。

福井 そういうことでもないんですけど、夢を見ている状態は何か別の世界とつながるわけじゃないですか。
それで、起きたときは記憶を消去されてる。
夢に興味があるというよりは、どっちかと言うと「眠り」というのがちょっと気になるんですね。

ーー作中に描かれているのは、夢の中で見た場面とか風景というわけではないんですね。

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福井 そういうわけでもないんですけどね。何か浮かんできちゃう風景というか場面とか、光がばっと差し込んでいるとかいう。
理論的に考えて描くわけじゃなくて、何かそういう絵が浮かぶからこの絵を描く……。もとがなければ描けないというか、頭にふと浮かぶのはどこから来てるんだろうという。

ーーそれが、言葉であらわせば夢という……。

福井 そうなのかもしれないですね。何なんでしょうね。わかんないですね。(笑)
絵を描く人はみんなそうなのかちょっとわかんないです。浮かんだ絵を僕は描いてる。

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ーーでも多分浮かぶものが結構、ショートショートなんでしょうね。もっと長いものだったら、物語を書くのかもしれないし。

福井 そうなんでしょうね。

自分の絵として成り立たせるのは難しい

ーー初期の作品ですと、どちらかというと淡い色調が目立っていたのですが、最近は徐々に画面の中に強い色が入り始めているように見受けられるのですがそれは何か心境の変化だったりとか、環境の変化みたいなものはあったりするんですか。

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福井 はやりですかね、自分の中の。ただそれだけかな。

ーー最近はそういう強い色が頭に浮かんでくるというような感じでしょうか。

福井 「絵」というものを描く場合に、それを自分の「絵」として成り立たせるのって難しいと思うんですね。

誰でもそうですが、「ああ、自分はこういう絵が描ける」という形が最初に出てきて、それを継続していくことで「スタイル」というのが出来てくると思うんですよ。

多分、美大の学生とかはまだそれが揺れて固まってない。
それを固めて人に見せれるようにするまでって、やっぱり無限の可能性があり過ぎて、自分が何かぴたっとフィットするように描けるまでって時間がかかると思うんです。
僕が最初のころ描いてた感じはやっぱり色数を絞って、淡い色にするのが形にしやすかったですね。だからそういう色から入ったのかもしれないというのはあります。

ーーそれがご自身のスタイルというところで定着していったということですか。

福井 そうですね。でも、もともと強い色も好きなので、だんだん試行錯誤しながら今に移ってきたというのもあるかな。

より夢の中っぽくなったというか。より夢っぽくなるために

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ーーその中でも、初期の作品では「登場人物」が余り見受けられなかったんですけど、徐々に作中に少女が登場するシーンが多くなってきているのですが、それは何かきっかけみたいなことがあったんですか。

福井 依頼されてCDジャケットを描いたことがあって、それがきっかけになりましたね。

ーーデヴィット・シルヴィアンの。

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福井 そうですね。2004年ぐらいですかね。赤いカートを押している人がいて、とか絵に対する注文がすごく具体的だったんですよ。しかも、CDジャケットだから芸術っぽくしなくていいというか、気負いがなかったから、慣れ親しんだ漫画のスタイルで描こうと思って制作したらすごい喜ばれて、自分もまだまだ描けるじゃんという感じを受けましたね。
これをきっかけに発表する絵とかもそのスタイルにすうっとかわっていったというか。「急に作風が変わった」と思う人もいるぐらいぱたっと変えたんですよ。

ーーそれは、心地よくてそっちにというか。

福井 そうですね。

ーーそこからは、全てが夢の中をばしっと切り取ったようなものではなくて、物語の一場面を作品として描くというところに変わったみたいなところがあるんですか。

福井 より夢の中っぽくなったというか。より夢っぽくなるために、具体的に人の顔を描かなきゃいけなくなったということですかね。
そのために友達にモデルになってもらって。
ただ、子供を描く時は、子供にモデルになってもらう事はなくて、感覚で何となく描いてしまう。

ーー「夢の中」をよりリアリティにそして幻想的に表現するということをより深くやるためにということですね。

福井 そうですね。

サイン入り作品集とCD付き絵本を2名様にプレゼント!

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今回取材させていただいた福井さんより、サイン入りの作品集、絵本「ナヘルの鐘」を一冊ずつ頂きました。

「芸術」という枠を押し付けてくるような事は一切無く、繊細でいて丁寧な線で見る人の気持ちを魅了する氏の作品。

良いものは頭で考えるよりも、雰囲気を感じるものだということを気づかせてくださいます。

ぜひ、ふるってご応募ください。

また連載の最後にキーワードを発表します。

応募の際に必要になりますので書き留めておいてくださいね。

今回のキーワードは「おとぎ」です。

それではまた来週お会いしましょう。

協力:小山登美夫ギャラリー
8/ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、渋谷ヒカリエ8階
2014年4月30日(水)〜
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5月27日(火)

11:00 〜 20:00
展覧会期中無休
入場無料

<第一回 終>