最近、ウェブ上では「一瞬」を切り取ったサービスが非常に増えたような気がします。

あるいは、そういうサービスが生き残っていると表現した方が良いかもしれません。

一時期、社会現象にもなった匿名性のあるコミュニティーのsns「mixi」は滅び、


140文字のつぶやきを投稿する「twitter※1」、


6秒のループ動画を作って投稿する「vine※2」、

言葉の代わりに一発芸のようなイラストで挨拶を送る「LINE※3」。

非常に直感的かつ端的な方法で情報を交換するのが今の世の中のコミュニケーションの主流になってきている気がします。

facebook※4にしても、膨大な情報が集まるインターネットで自分の知り合いが面白いとおもったモノをどんどんシェアしてくれる。

自発的に探す必要がなく、短く何となく興味ある最新情報が勝手に自分のウェブ端末に流れる仕組み。

これは非常に「楽」ですし、効率で言えば「良い」ように感じます。
ただ、この「楽」は良いところであり、悪いところでもあるような気がしてなりません。

短い情報の羅列は、人間から思考能力を奪っているという側面があるからです

どんどん流れる情報を読み続けるために、自分の目の前の情報をインプットしてさらにそれを右から左へ流す(共有する)。
その作業はひたすら新しい情報を頭に入れることに従事にしてしまっているので、本当に自分が知りたい事を立ち止まって考える時間を放棄してしまっている。

そもそも、知りたい事なんかないのになんとなくダラダラと画面上の一発ネタを見続ける。
本当に欲しい情報を「検索」しない世の中になっているのではないでしょうか。

感覚的にはつけっぱなしのテレビのCMを眺めているようなモノにウェブも近づいているのかもしれません。

ある意味、それだけウェブが人々の生活の中に入り込んでいるという風な捉え方も出来るので、業界で働いている我々にとっては喜ばしい事でもあります。
ただ、考えなければ行けなくなったのが、お客様のサイトを作る時にどのようにして、そのサイトの滞在時間(サイトに来てくれたお客様がそのサイトに居る時間)を増やすかという事です。

情報が早い世の中で、いちいち一つのウェブサイトで立ち止まるお客さまはそう多くはないはずです。
そんな世の中でどうやってお客様の足を立ち止まらせるか。
まずは本質的に「良い」モノを一瞬でお客様に伝えて、その後いかに分かりやすく道筋をつけてあげるのかという事がカギになってきそうです。

いやぁ、とはいえ、この記事もfacebookでシェアするんですけどね。(汗)

oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

最近は会社でバランスボールの上で仕事をしていますので、視界がいつも揺れております。