良い兄と良い妹。

その条件とは、お互いの距離感をわきまえて居る事。
そして「信頼」がそこにある事。

この二つをアートという形で表現しているのが、
MEGUMI OGITA GALLERYで行われている
大谷一生とその妹sikakuicoによる「Static and Dynamic」だと思います。


二人は幼い頃から彫刻家の父のそばで「つくる」という事を意識して育ち、大きくなった今は二人で「つくる」仕事についています。


過程や工程は違えど、どこかつながりを感じる様な作品が出来上がる。それが自然に出来るのはやはりお互いにとって「良い兄」であり「良い妹」である証拠なのだと思います。

そこに生まれるそれぞれの確かな個性。
大谷さんの描く「生きた目」。
Sikakuicoさんの作品の「傍らにある喜び」。

お互いが一番大事にしている物を無理なくだせる。
なかなかできるものではありません。


だれもが持つ「家族」というものが与える個性への影響をふと考え直したくなる様な、
そんなふしぎとあったかい気持ちになれる取材でした。

大谷一生/ Issei Otani

1977 京都に生まれ
1996 和光大学人文学芸術学科入学
2000 NY渡米
2001.2 初個展「ANIMAL EYES」 GALLERY VOICE(原宿)
2001.9 個展「EYES」GALLERY ART POINT(銀座)
2002.2 個展「IMPACT」GALLERY射手座(京都)
2002.6 「アミューズ・アーティスト・オーディション in 京都」グランプリ受賞
2002.10 個展「SENSITIVE」GALLERY ART POINT(銀座)
2004.2 個展「INOCENT」GALLERY ART POINT(銀座)
2005.2 個展「ART+SOUND+INTERIOR」LAUNE(表参道)
2006.2 個展「ANIMAL EYES 2006」Za Gallery 文京(文京区)
2008.3 個展「ON+」GALLERY NISHIKAWA(京都)
2009.4 京都造形大学 非常勤講師
2010.3 個展「MY NAP」Za Gallery 文京(文京区)

シカクイコ/sikakuico

1979 京都に生まれ
成安造形大学デザイン化映像CGクラス在学中、「現実と空想の狭間」をテーマに映像インスタレーション作品を発表。

兄妹だから出来る作品における「信頼」と「空気」

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ーー今回は兄妹での展示ですが、普段から一緒に作品を作ったり、やっぱり仲が良かったりという事はあるのでしょうか。

大谷一生(以後 大谷) いや、別に仲はよくないんですけど。(笑)

sikakuico そんなぁ…。(笑)

大谷 でも、やっぱり(今回の展示は)作品的には何の打ち合わせしてないですが、同じ空間に並べると全く無理がないんですよね。
たまに、「無理なコラボレーション」ってあるじゃないですか。
そういうのが全くないというか。むしろ気持ちいい。

ーー確かに、こうやって作品が並べられていると同じ作家さんが作ったかのようにもみえますよね。
やっぱり同じ遺伝子ということなんでしょうかね。

sikakuico そうですね。それにつきますよね。

 

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ーー実際に今回の展示をやろうとおもった経緯はどこからなんでしょうか

大谷 ギャラリーのスタッフの長沢さんが企画してくれて。

長沢 元々、1年半前にもお二人のコラボレーション展をおこなっていて。
その時は一生さんの絵画にsikakuicoさんがビーズを直接縫いつけるというようなものを作成していただいてたんです。
ただ、そのときは今回の様に立体作品はなく、あくまでペインティングというようなことだったので、今回のように人形のような全く違うマテリアルを使った物は初めてです。
立体と絵画がお互いにイマジネーションを膨らませる事が出来る。その感覚が出せているのがやはり兄妹の素晴らしいところだと思いますね。
ootani_09 ーーそうですね。今回のように子供の頃からこういう形で一緒に何かを作ったりしていたりしたことはあったのでしょうか。

大谷 2人とも環境的に制作の現場が近くにあったというのが大きいのかもしれませんね。
親父が彫刻とか家具を作る様な家だったので常に何かを作っているような環境で育った兄妹だったので。
計画的に何か打ち合わせしてやろうって思ったのは特にないですね。2人で別々に作った物を並べると大体良い感じになっているというか。

ーー「ノリ」が似ているというような感じでしょうかね。

大谷 そうですね。「ノリ」はあるかもしれません。妹に注文をつけるというイメージがつかないというか。

sikakuico そうですね。私も兄の絵でなければ、こういう形の展示はしたくなかったというか。
今回も兄の書いた原画に直接テキスタイルのようなものを描いた作品があるんですが、血がつながっているような仲の人じゃないとできないですよ。
「信頼」しているであろうという感覚がないとできない。

ーー確かに、兄妹じゃないと出来ない感覚ですね。信頼と手探りで分かるというのはすごいですね。

大谷 実際に無理して作っても駄目になってしまう事もありますしね。違和感があるというか。
僕自身、作品を作るときは常にライブ感を大事にしているというか、着想の時点で決め込まない。

ーーそれはsikakuicoさんもやはり同じスタイルでやっているという感じでしょうか。

sikakuico 私はそこは兄とは違って理屈っぽくって。それがないと逆に不安になってしまうという…。
例えば人形を作るときでも、その人形の物語を自分で書いてみてた、それから作りますね。
ただ、作るとなったら最初は作り方が分からなくてもとりあえずやってみて、それでいつの間にか出来ていたという感じですね。

ーー作り方が分からないのに出来るという感覚ってどういうものなんでしょう。

sikakuico 最初の段階で詰めて詰めてという風にやっているので、もう手を動かし始めたら早いというか。あとはやるだけということなんですね。

二次元の目立ちたがり、三次元のおとなしさ。

ーー作品に使っている素材もものすごく個性的なものが多いですね。人形に使用されているビーズも見た事がない珍しいものが多いように感じるのですが。

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sikakuico フランスで買いためものだったりとか、たまたま日本で出会ったアンティークな物だったりとか。できるだけヨーロッパのものを使う様にはしてます。
アメリカンなパンチのある物よりは、ちょっと濁ったような色のモノが好きですね。

ーーそれを集めるようになったきっかけはなんだったのでしょうか。

sikakuico もともとは高校とか大学の時に古い物が好きで骨董市とかに行っていたんですね。
それで私が大学卒業したときに、実は兄が「世界を見てこい」ってヨーロッパに行くお金をくれて、そこで一気に目覚めた感じですかね。

ーーえぇー!

sikakuico そのときに買ったものを今使っていますね。なので兄には感謝しています。

ーー一生さんの方は昔から絵を描いている様な少年だったのでしょうか。

大谷 小学校の本当にちっちゃい時は引きこもりみたいに絵を描いていた頃があったんですよ。昆虫とかをひたすら描いていたような子供でした。

その後、サッカーに一度のめり込んでいる時期があって、そこで社会的に普通の男の子として訓練されていったというか。
実際に中学校、高校のときにはモノを作る様な仕事には絶対につきたくないと思っていたんですよ。その時はほとんど描いてなかったんですけどね。

でも、今になって小さい頃に描いたその昆虫の絵なんかを見ると「うまいなぁ〜」なんて思いますよ。今はそこを目指して描いていますよね。

ーー小さい頃の自分に「修正」しているという。

大谷 「修正」というよりも、あの頃の「純粋」だった時に自分を目指すというか。あの頃は何も考えていなかったんでしょうね。

sikakuico 蝉の抜け殻をずーっと見ているような子供だったんですよ。1時間くらいズーーーッと見ている様な。

大谷 集中している時間が長かったんでしょうね。とにかく何も考えずに抜け殻だけをみて描くという。

長沢 確かに一生さんの犬をモチーフにした作品をみたお客様の感想で、「この犬の目ははちゃんと犬を飼っている人じゃないと描けない目。」という様な言葉をいただいた事がありますね。

ーー確かに、「目」がすごい特徴的ですよね。

大谷 そうですね。生きているという事を描き出そうとしたら、やっぱり目が特徴的になるというか、一番重要だったりしますね。

自分の父親が亡くなった時に自分はずっとそばにいて、生きている間の父親を残そうとそばでその様子を描いていたんですが、父の目がずっと閉じられたままだったんですよ。

そうなってくると、寝てるのか死んでるのか、あるいは死にそうなのか。それがわからなくなる瞬間があったんですね。だからやっぱり目は重要なんだと感じましたね。

ーー大谷さんの絵をみていると、常に絵の中に描かれている生き物と目が合う様な感覚がありますね。

大谷 目立ちたがりやなんでしょうね。そういう意味では(笑)。

ーーsikakuicoさんの立体作品も目を意識する様な事はありますか。

sikakuico やっぱり一番気を使うところではありますけど、兄の作品とちがって、私の作品は逆に「あんまり見ないで」という側面があるというか。
気を使うところではありますが、どこを見ているのか分からない作品が多いなぁって、今気づきましたね。あくまで頭の中のものを形にしたものなのでそういう事になるのかもしれません。

 

協力:MEGUMI OGITA GALLERY
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2014年6月27日(金)〜 7月12日(土)
12:00 – 19:00(closed on Mon., Sun. & Public Holiday)
(月曜日・日曜日・祝日:19:00閉館)

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<第 一回 終>