みなさま、今までの人生の中で「ハーレム」を経験した事がありますでしょうか。

先日、僕は遂にトルコで本物のハーレムをこのカラダで感じてきました。

と言っても、実際に存在したハーレムを見学したという事ですが、、(苦笑)


先日、トルコ旅行に行ってきた際、かの有名な「トプカプ宮殿」に行ってきました。

この宮殿は15世紀にオスマン・トルコ帝国が東ローマ帝国の首都であるコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)を攻略したという時代背景があります。

アジアとヨーロッパ二つの文化を混ぜた「国際都市」を成立させたメメット二世の力を誇示するためにイスタンブールで一番眺望が良い海峡沿いに建てられました。

宮殿の中は、なんと86カラットのダイヤモンド「スプーンダイヤモンド」を始め、かつての帝国の金銀財宝が飾られている博物館として一般に公開されています。

その中でも興味深いのは、歴代の王国のスルタンの一族(王のことです)の住まいであった「ハーレム」がほぼ当時のまま姿を残している事です。
かつては一般人はもちろん、選ばれた人間のみ入る事ができ、そしてほぼ「男子禁制」だったそうです。

ただ、今はその「ハーレム」も公開されていたので、僕もちゃっかりお邪魔させて頂きました。

スルタンの部屋の様子は一言で表せば「神秘的」。

部屋には小さい噴水から水が出るようになっていて(リラックス効果に加えて、話が外に漏れないようにするためという説があるそうです。)、壁一面に幾何学的な模様が描かれたタイルが敷き詰められ、そしてその模様が天井に描かれたコーランの一説の天窓までつながっている。

部屋は太陽光がほの明るい程度に入ってくるように設計されており、部屋の中のすべてのものに重みを与えるような雰囲気を与えます。

私たちが想像するピンクの欲望の館とはほど遠く、不思議と京都の西本願寺の境内と似たようなものを感じる、まさに「瞑想」するための空間と行った趣きさえ感じられました。

まぁ、もちろん、この場所にはかつての絶世の美女がベリーダンスなどを踊っていた、、なんて事があったんでしょうが、まさかこんな渋い内装であったとは、、、。「百聞は一見にしかず」ですね。

oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

トルコ旅行で水道水にあたり、見事にお腹が撃沈しました。