シンプルで美しい美術書。と手に取った時に感じるその存在感。

2014年8月より出版される事になった『ヴァガボンズ・スタンダート』。
国内外の世界を代表するアーティストを迎え、彼らの代表作を中心に作品をセレクトしたシンプルなアートブックです。

そのアートブックを作り出した編集者である「菅付雅信」さんにお会いしてお話をお伺いした時、仕事に対しての方法論が実に「スタンダード」から外れていないという印象を受けました。

世の中のアートにおける裾野を広げる為に、いかに良い物を経費をかけずに出版するか。
無駄なく、抜けなく、そして良いものを。

誰でもわかるものを、誰にでも手に出来るという事を実現する為、知恵と経験から生み出した『ヴァガボンズ・スタンダート』の制作背景を、

「高価なサンマ定食を作ったようなものなんですよ。」とさらっといってのける。


編集者に限らず、どんな仕事でも通用する、まさしく仕事の「スタンダードな方法論」を教えていただく形になりました。

昨今、「ウェブ」と「紙」が相反するメディアと言われていますが、本質はそこではないと菅付さんは気にしていない様子がまさしく大局が見えているということなんだろうと思いました。

菅付雅信

編集者。
著書『はじめての編集』『中身化する社会』等。朝日出版社アイデアインク・シリーズ、「電通デザイントーク」シリーズのウェブ&電子書籍&書籍も手がける。アートブック出版社「ユナイテッドヴァガボンズ」を2014年1月より代表としてスタート。連載は『コマーシャルフォト』『モードプレス』。多摩美術大学非常勤講師。

方法論1 グローバルな視点で。仮に日本で売れなくても海外には市場がある。

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ーー 今回のユナイテッドヴァガボンズを設立された経緯をお聞かせ願いたいのですが。

菅付さん(以後 菅付) もともと僕は90年代の後半にエリザベス・ペイトンやジェフ・バートン等の彼らのアートブックをまとめて作っていまして。

その後、他の出版社でもアートの出版を担当させていただいていたんですが、その中で日本のアート関係書籍の出版状況というのが年々悪くなっていると感じていたんですね。

そして、日本で作った物というのは海外の市場にほとんど出て行かない事についても非常に感じていた。

僕が編集に携わっていたものは、海外を非常に意識して作っていたので、上で触れたようなアーティストの作品集はものによっては国内より国外の方がよく売れたんですよ。

たとえば、ジェフ・バートンの作品集なんかを例に挙げると、総出版数の9割は海外で売れたというような事があったんです。

そういう背景から、仮に日本で売れなくても海外には市場があるという事を意識するようになったんですね。海外で売れるような流通や出版のあり方を考えるようになりました。

そして2010年頃、組合形式の様な出版社を作れないかなと考えるようになったんですね。

そこで前からおつきあいのあるギャラリストさんで、前々から出版物を沢山つくっているような小山登美夫さんや、石井孝之さん等とお互いに出資し合って、年に何冊か海外向けの出版物を作ろうではないかと、声をかけさせていただいたら、興味をもっていただきました。

それから、「せっかくやるなら」と他のギャラリストにも声をかけさせていただこうと思い、東京の15~16軒のインターナショナルなギャラリーさんと一緒にお話を進めさせていただいていました。

walmart pharmacy ontario canada その途中、2011年3月11日の東日本の大地震の影響もあって、一度活動を延期せざるを得ない状況にもなったんですが、コツコツと進めていって現在に至るという感じですね。

ーーでは、目的としては「日本から世界へ」、世界基準のものを作ろうという目的が強い物なんですね。

菅付 そうですね。

方法論2 コンパクト、且つクオリティに目が行き届くように。

菅付 でも、そこで大きなお金を集めていざ会社を構えてみたいに大きくやってしまうとまた動きづらい状況になってしまうので、固定費をなるべく少なくしたいとおもっていたんですよ。

なので、拠点はこの菅付事務所において、普段の仕事をしながらユナイテッドヴァガボンズの活動も続けていくという形になっています。

ーー 固定費が掛からないということは最終的に出版物の価格も下げて、受取り手を増やすという目的があるということですね。

菅付 そうですね。その通りです。

あとはやっぱり、ランニングコストをどれだけ下げるかというところも大事なポイントだとおもったので、組織は小さく、クオリティは高く、を目的にしてますね。

この『ヴァガボンズ・スタンダート』のシリーズでは、僕らユナイテッドヴァガボンズが編集を担当し、印刷は東京印書館、発行・発売は平凡社にお願いするという形態になってます。

ーー その二社様とは事業共同体として活動されていると。

菅付 いや、そういうワケではないんですが、東京印書館は平凡社と関連のある会社なんです。

ーー そういった意味では最後の印刷部分までクオリティに目が届きやすいという側面もあるという。

菅付 ええ。もともと平凡社というのは百科事典で有名な会社で、東京印書館はその印刷を手がけているんですね。ですので、印刷物の色味や細部にたいしてものすごく厳しい部分があるんですね。

その分野で伸びてきた会社なので、今回のプロジェクトにぴったりですし、お互いに丁寧に仕事を進めながら作成を進める事が出来ますね。

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方法論3 題材は「売れるもの」をほんのすこしのユーモアとともに。

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ーー 今回の『ヴァガボンズ・スタンダート』の創刊の題材を草間彌生、森村泰昌にされた理由というのはなんでしょうか。
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菅付 単純な動機で、いわゆる「大御所」からスタートしたかったというとこうですね。

僕自身、草間さん、森村さんも大好きな作家ですし、ちょうど森村さんがディレクターを務める横浜トリエンナーレが8月1日からスタートするということだったので、そのタイミングに合わせて出版したいとおもったのがきっかけでしたね。

ーー 一気に2タイトルだされたというのは何か意図があってされたことなんでしょうか。

菅付 毎回2タイトル以上出すというのは決めていまして、実は、2タイトル同時に発注する事で印刷のコストを削減する事もできるんですよ。

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ーーなるほど。今までの経験がきっちり活かされているということですね。

uk muscle cialis black ant pill sildenafil 『ヴァガボンズ・スタンダート』という名前の由来をお聞かせ願いたいのですが。

 

菅付 これは、「赤塚不二夫」と「井上雄彦」が由来ですよね。「天才バカボン」と「バガボンド」が由来です。

ーー (笑)なるほど。

菅付 あとは、僕のような編集者というのは、会社に属していようとフリーであろうとある種の「放浪者」に近い物があると思うんです。アーティストもギャラリストもそうかもしれません。そういった人たちが集まって一つの会社を作るという行為がなかなか無い事ですから、「連帯する放浪者」というような冗談のような名前を付けてみたんです。

なので、この本のポストカードなんかを見せると、タイトルで外国の方は大体笑ってくれるんですよね。

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ーーそういう含みもあってのことですか…。

菅付 そうですね。

【今回紹介したヴァガボンズ・スタンダートは以下より詳細をご覧いただけます。】

『ヴァガボンズ・スタンダート01 草間彌生』
http://www.amazon.co.jp/dp/4582278132/ref=pd_bxgy_b_text_y

『ヴァガボンズ・スタンダート02 森村泰昌』
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第二回は来週月曜日9/15に公開です。お楽しみに!!

<第一回 終>