先日、妻の知り合いでもある「せきやゆりえ」さんの「ペロペロ★スパークルズ個展※」が新宿伊勢丹で行われると聞き、そのライブペインティングを見に行きました。

彼女の作品は、一目見るだけで胸が「キュン!」となるようなキャラクターで構成されています。(過去、実際に胸キュン展というグループ展も開催された。)

サンリオのキャラクターの綿菓子の用なふんわりとした甘さに、せきやさんの作品の特徴ともいえるレモンスカッシュの様なシュワシュワした眼が見る人の視線に強烈に飛び込んできて、まるで宝石箱を勢い良く「ぱかっ」と開けた様なキラキラ感があります。

彼女は大きなキャンバスに下書きもほとんどされていない状態で、作品を油性のマジックでさらさらと器用に、そして凄いスピードで描いていて、それこそ「ライブ」を見ている様な感じ。


会場では、彼女のファンと思われる10〜20代の女性が、作品に出てくるキャラクターの様な「キラキラ」とした眼でその様子を見て、そして携帯電話でその感動を切り取るように撮影している。

そのイベント中に実に面白かったのが、作家とファンのコミュニケーションがネット上で行われていたように思えた事。

ライブペインティング中に、せきやさんは何回か、自らの携帯の画面に眼をおとしていたのですが、そうするとそれを見ている携帯をもったファンも、自分の持っている携帯に眼を移す。

あとで気づいたのですが、あれはおそらくライブペインティングの様子をせきやさんがtwitterでつぶやいて、その情報を逐一ファンの方々が見にいっていた。というような事だったと思うんです。

一見、ファンの皆さんは目の前の出来事を静かに見ているようでも、心の中の言葉はtwitterで多くつぶやいている。
目の前で描いている作者と、見ているファンで、電波上で新しい意識の共有の方法が繰り広げられている。
それがリアルタイムで結びつきさらに新しい価値感を生み出している!!

と僕は勝手に興奮していたのですが、それが現在の「ライブ」の新しい形に成りつつあるのかもしれません。

改めてですがソーシャルネットワークの可能性を感じる出来事でした。

oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

お店で日本酒を注がれている瞬間が最近一番の幸せ。

※パステル全開、イラストレーターせきやゆりえのミニギャラリーが新宿伊勢丹に登場
-fashion-heallineより

http://www.fashion-headline.com/article/2014/10/27/8221.html