世間に向かって広告を打つ。これにはかなりのお金がかかります

例えば、Yahoo!のトップページに出てくる右上の広告バナー。
ここにバナーを掲載するための金額、なんと「850万円」からになるそうです。(2015年2月現在)

他にも、新聞広告のスペースも細かく分ければいろんなサイズの広告があります。

少し前になりますが、東京新聞の朝刊でスポーツ面の広告は本当に凄かった記憶があります。

2014年9月にちょうどテニスの錦織圭選手が全米オープン決勝進出で世の中を騒がせているときのその紙面下のエリア(新聞広告用語では全5段)で、jaccsというクレジットカード会社が、
「未来にタネをまこう。」
というキャッチコピーを錦織圭選手が威風堂々と語っているような宣伝を打っていた時には、なんて効果的な広告なんだと舌を巻きました。

「広告」というものは世の中に溢れていますが、頭の中に残っているものはそう多くありません。

人間の意識は、興味のあるものには食いつきますが、そうでないものに対しては全く入ってこないような作りになっているようです。

では、その「興味」を汲み取るにはどうすれば良いか。

「ニュース」で読み解くのも一つの方法です。
世の中でどのようなことが起きているのかを要約されているものを知ることは、世間の興味がどこにあるのかを探るのに必要でしょう。

ただ、私は「ニュース」に匹敵するほど世間の「興味」を探るのに大事だと見ているのが、「習慣や行事」というものです。

例えば、「健康診断」。

これは完全に私の推測ですが、毎年世の中で健康診断が多く行われている5月と9月あたりに電車の中での広告が「特保」系のドリンクが多くなっている気がするんです。

こういう「なんとなく気になっている」ことって、広告の対象に成り得ると思うんですよね。

隠れたニーズを探すには、毎日の生活を観察することが必要になってくるのかもしれません。

oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

お店で日本酒を注がれている瞬間が最近一番の幸せ。