先日、水戸美術館へ山口晃さんの取材に行った時のこと。

ウェブサービスである140文字で自分の気持ちをつぶやく「ツイッター」について話が及びました。

山口さんもツイッターをしているらしいのですがウェブ上でではなく、方眼ノートに自分の気持ちを書き込むという「紙ツイッター」という独自の方法でそれを行っていました。

「発言による炎上もなく、いずれ誰かに見せるだろう」ということで、日々のつれづれを書き込まれているらしいのですが、そこで感じたのが「誰かに吐き出すことの気持ち良さ」だったそうです。

例えば、嫌な思いをした時に、そのモヤモヤした気持ちを紙ツイッターに書く。
そうすると気持ちがスーッと楽になるのだそうです。

精神医療でもそういうことがあるらしく、人間っていうのはなんらかの形で他人と「つながる」ということを感じるだけで、気持ちの毒出しができるということらしいのです。

これについては私も大変納得しました。

最近のウェブサービスは、この「つながる」という部分が大変作り込まれていることが多いからです。

「いいね」:「facebok」
「リツイート」「twitter」
「既読」:「LINE」

というように、人が自分の発信を受け取ったと感じるインターフェースがあるものがウケている。

人間の心に癒しを与える「承認欲求を満たす」機能を考えるということがこれから求められているものなのかもしれません。

oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

お店で日本酒を注がれている瞬間が最近一番の幸せ。