「カリキュラマシーン」という番組をご存知でしょうか。

1970年代、日本テレビにて早朝に放送されていた子供向け教育番組だったそうですが、実際の中身はなかなかに刺激的。

例えば「たまねぎ」はむいてもむいても皮しかないということを、実際のストリップの音楽をバックに流しながらアニメーション化したり、

鉛筆の正しい握り方を、サムライに扮した役者が剣術指南のように教え、そこに出てくる弟子の役者は「拙者には才能がないでござる」と最後には切腹してしまうなど。

今、テレビで放送したらすぐに問題視されそうな内容を堂々とやっていたんですね。

最近、表現の方法はおおむね「無難」を目指している気がします。
ごく一部のクレームを恐れて、結局だれもが首を縦にふるようなものが多い。
それってものすごく退屈な気がするんです。

世の中全体が表現の幅にたいしてもっと大きな目でみてあげる事さえすれば、カリキュラマシーンのような「大人の冗談」をちらっと子供に垣間みせることができる。

そういうちょっとした冗談を許せる「懐の深さ」が今の日本の世の中には必要なのかもしれないなぁ。
と、こっそり思ったりするのです。

oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

お店で日本酒を注がれている瞬間が最近一番の幸せ。