コーヒーはお好きですか?

私ですか?
私は実は最近やっと好きになりました。
というよりも、好きな店が出来たという方が良いかもしれません。

そのお店は、新宿東口改札の近くにひっそりと居を構えて25年。「BERG(ベルク)」という喫茶店。
ちょっと気をつけないと通り過ぎてしまいそうなとても小さなスペースで営業しているお店です。

この間、新宿駅でちょっとした電車トラブルが起きて待ち時間が発生した時のこと。
「マァ、時間つぶしに一杯飲んでみるか。」と軽い気持ちでベルクでコーヒーを頼んでみたのです。

ブレンドコーヒー210円。

どこにでもある値段のコーヒーを飲んだ瞬間、今までイメージしていた味との差に思わずカップを持っている手が止まりました。

私は、コーヒーに詳しくはないので、表現として合っているかどうかわかりませんが、
その一杯は、まさしく「人間の五感を目覚めさせる本能的なものを思い出させる味」とでもいいますか。

口に含む前から、匂いが美味しい。
実際に飲んでみると、苦さの中の爽やかさがすーっと舌の上を通り、鼻の奥まで広がるので、その勢いで目が醒める。

飲んだ後は、舌にも、喉にも、鼻の奥にもその匂いは残らず、「今、何か美味しいものを飲んだ!」という記憶だけ残る。

あまりにも美味しかったので、その後、レジ前に置かれていたお店の副店長の迫川さんの著作「食の職」(最後の一冊だった!)を勢いで購入させていただいたのですが、その本の中に書かれているお店へこだわりがまたすごいんです。

このお店はコーヒー一杯にどれだけの時間とこだわりとお客様への配慮を詰め込んでいるのか。とその本に載っているストーリーに驚愕します。
持ち運ぶには若干厚いと思われたこの本も、それが全て「おいしいものへの想い」の厚さと思えばさらに嬉しい気持ちになります。

「ベルクのコーヒー」はある意味、人生に置いて本当に良いものを知るというものすごい価値のある経験をさせてくれるものと言ってもいい味だと思います。

仕事のあり方を考えた時に、作り手の想いと、仕事のファンになるお客様がいる。
という関係をいかに作ることができるか。

現に、ベルクは駅ビル側より何度か立ち退きを勧告されていますが、その度にベルクのファンであるお客様が自分も当事者である様に立ち退き反対の署名を何万と集め回避させているという歴史があるようです。

本当に良いと思えるものを、店と客が互いに影響を与えて作るという形。

自分が関わっている仕事にたいして、どれだけ当事者意識をもった人間を増やすことができるか。
これはどの業種でも見習うべき姿なんでしょうね。

アァ〜...今日も、一服したくなってきちゃいました。


oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

お店で日本酒を注がれている瞬間が最近一番の幸せ。

※参照リンク

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新宿「BERG」のホームページ

http://www.berg.jp/