ゴールデンウィーク、皆様はどうお過ごしでしたでしょうか。

私は、父の実家に田植えをするため、兵庫の田舎へ行っていました。(正確に言うと稲が届かずその予定は山菜狩りや筍掘りに変わったのですが…。)

そこで、涙が出るくらいのなつかしさと驚きを与えてくれたのは、水田から聞こえるカエルの大合唱。
非常に感動したのを覚えています。

大阪の立ち飲み屋で串カツともつ焼きを引っ掛けたせいで、ほろ酔い気味で降り立った父の実家近くの駅では、ありとあらゆる角度から「ゲェコゲェコ」というカエルの合唱。

街灯もまばらの中でその音を聞いたせいか、必要以上にそのカエルの歌が、僕の意識を子供の頃にグッと引き戻しました。

「郷愁」とはこういうことなんでしょうね。

意図せずのんだ味噌汁がものすごく実家の味に近買った時に、異常に美味しく感じてしまうのと同じような感覚に近い。

普段、室内でディスプレイばかりを見ているせいで、「視覚的な美しさ」ばかりを追い求めがちな自分でしたが、人間は「五感」をつかって物事を感じているのだと改めて考えさせられた事件でした。

ウィキペディアでは知ることができないことってこういうことでしょうね。

oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

お店で日本酒を注がれている瞬間が最近一番の幸せ。