「あの人気漫画を実写化!」の謳い文句。
最近よく見るようになりましたね。
新しく出てくるドラマや映画の宣伝は大体そんな感じ。

かくいう私も昔からアニメが大好きでした。なので自分の大好きな北条司先生の「エンジェルハート」が実写化すると知った時にはものすごく心が躍りました。

ただ、実際にドラマを見るとものすごい違和感があるんですよね。
あのワクワク感や、キャラクターの「らしさ」が薄まっているような感じがしてしまって。

そんなモヤモヤを断ち切ろうと、子供の頃にみたアニメ「シティハンター」を改めて見てみたわけです。

いやー、びっくりしました。
こんな濃いハードボイルドな内容を子供の見るアニメの時間帯に流していたなんて。人間の業の深さだったり、大人のやり取りだったり。キャラの設定だったり。面白いんです。

ここまで行くと、子供の頃に言われた「漫画ばっかり読んでないで、本を読みなさい。」のあの言葉、自分の子供には言いたくないですね。

メディアの形式にかかわらず、「面白い」ものが良いものなんじゃないかと。

絵を上手に描いたり、交響楽団の素晴らしい演奏だけが「芸術」だ。
とは思えない。

それよりも、何が人に響くかを突き詰めてアウトプットされた結果が「芸術」であり、一流の娯楽だと思います。

oasis_sk

『ARTYOURS』のウェブ担当。
現在は、制作会社のデザイン課長。


大学ではスケボーをしながら表千家茶の湯同好会に所属。さらに学芸員の資格を取得するというやりたい事はとりあえずやってみる主義。

芸術の秋と食欲の秋はどっちも甲乙つけがたい。