“私が考える「アイドル」というのは、欲の妄想を込められる偶像なんですよ。それを創るのが私の仕事です。”


作品が飾られているアトリエに入ってまず最初に連想したイメージは、

「夢見る少女部屋」

女の子だったら誰でも憧れるキラキラした作品がそこにはありました。

光のスペクトルをそのまま吸収したような作品に近寄ってみると、なんとそれは染色された絹布だったのです。

そんなキラキラした作品を創る彼女の口から飛び出したのは、

「欲を込められる偶像」という何ともなまめかしい現実味を帯びた言葉。

2014年に入り、高崎シティギャラリーで「トリエンナーレぐんたま 多摩美術大学校友会群馬支部第5展覧会」や、
富岡市立美術館で「郷土の作家展2014」と積極的に活動をしている大竹夏紀さん。
女子美術短期大学で染色の講師もつとめ、過去にモード学園のCMにイラストを起用されるという、まさに次代へ羽ばたく若きアーティスト。
最近では染色アーティストとしてテレビや、台湾等のアジア圏でも取り上げられています。


「染め物でこういう絵を描くのは私のオリジナルなんですよ。」
と大竹さんはおっしゃっていました。

確かに、今まで染め物と言えば、使えば使うほど味が出るような、昔から親しまれてきた伝統技術な物をイメージだったのが、大竹さんの作品は明らかに別物。

むしろ「斬新」という表現がピッタリくる物でした。

なぜ、彼女は「ろうけつ染め」という特殊な技法を選んだのか。
そして「アイドル」にこだわる理由とは。

お話を伺ってきました。

大竹夏紀

1982年生まれ。
2006年多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業。
2008年多摩美術大学大学院デザイン専攻テキスタイルデザイン修了。
染色の伝統技法であるロウケツ染めで少女絵を鮮やかにPOPに描く。
テーマである少女とは「アイドル」のことである。
少女漫画のヒロインやメディアに登場するアイドル達は
かわいい魅力でキラキラとまぶしく見るものに夢を与える。
徹底して愛らしさを求められた少女達は
人々から憧憬され、誇張され、生身の現実感から離れてゆく。
そして人々の欲望と妄想で作られた少女像は圧倒的な存在感を放ち始める。
決してリアルではない仮想現実な夢である彼女達。
そんな現代の少女像「アイドル」を描く。


■2008年 多摩美術大学大学院テキスタイルデザイン専攻修了制作展/ギャラリー ル・ベイン
■2008年 大竹夏紀個展/GALLERY b.TOKYO
■2009年 大竹夏紀個展「idora specus」/GALLERY POINT
■2009年 neoneo展 Part2[女子]/高橋コレクション日比谷
■2010年 大竹夏紀個展「Affection of idols 」/DISEL DENIM GALLERY AOYAMA
■2010年 2010年度東京モード学園テレビCM起用
■2011年 大竹夏紀個展4/GALLERY b.TOKYO

「神聖さ」を表現する為に。

ーー 素材に対するこだわりはあるんですか。

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大竹 私はテキスタイル学科出身なんですが、それもあってこだわりはありますね。

私だけじゃなくて私の周りにいた人もこだわりがある方が多かった気がします。
そういえば、同じ学科の友達がいっていたのですが、伊勢丹に行った時に、ハンガーにかかっている洋服を手の甲でなでた時の感覚は、やはり他のデパートに比べると「良い」なんて事も言ってましたね(笑)

触りごこちとか、上質なもの。そういうのを大事にしますよね。女の子って。

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ーーそれでは、なぜ「ろうけつ染め」で作品を作ろうと思ったんでしょうか。

大竹 今まで、色々試したんですよ。漫画も書いて水彩もやって油絵もやって…。
で消去法でコレだったんですよ。

ーー他の手法には出せない表現があったんですか?

大竹 そうですね。私は「アイドル」にたいして「きらびやか」な物だけではなくて、「神聖さ」 も感じているんですね。

それを出す時に「絹布」の光沢が気に入ったんですよ。紙よりも絹のほうが、神懸かっている感じがして。

ーー 生き物から産まれる「絹」が良いと。

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大竹 そう。
そっちの方が上質な感じがしました。
あと、私は予備校時代から「色彩感覚」を注意されていたんですよ。派手すぎるって。

それを美大に行った後も言われ続けていて、でも「染色」だけはそれをいわれなかったんですよね。
だから本当に消去法なんです。

あと、素材に透明感があるのもよかったですね。
私のような強い色だと、私が表現したい美少女を書くのに、他の方法だと色が強すぎてしまって。

ーー いろいろ試した上での今なんですね。

大竹 そうですね。
実はもう一つだけ、私の表現方法でピッタリくる物があって、それはPCで絵を描いたときなんです。
加法混色(RGB)ってことですかね。モニター向きらしいんですね。

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その「光」に近い素材が「絹」って事だったと思います。
光っていて白くて…私に合う素材がみつかって本当に良かったです。

ーー おぉ!なるほど。

「欲」を削ぎ落とした上での「理想の光」

ーー 今の世の中の「アイドル文化」についてどのようなお考えをお持ちでしょうか。

大竹 私、アイドル文化については実はあんまり詳しくないんですよね。
思春期の頃はものすごくあったんですけど、大人になったと感じる最近はなくなってしまったんですよ。架空のものに恋が出来なくなったというか。

ーー なるほど。

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大竹 そういう憧れの様な部分は無いんですが、システムについては面白いとおもってますね。
特にAKBに関しては、あれは、世の男性に「理想の彼女像」を提供している物だとおもっているんですよ。

ーー「理想の彼女」ですか!

大竹 しかも、ちょっと内気な男性に対して。
総選挙なんて皆が理想の彼女を話し合っているのと一緒だとおもうんですね。

ちょっと飛躍しちゃうんですが、アイドルが「仏像」に似ているとおもっているんですよ。

ーー仏像ってあの仏教の。

大竹 はい。
こういうと仏教の方に起こられてしまうとおもうんですけど、「仏像」はみんなが大事に思っているスーパースターを形にした偶像だとおもっているんですよ。

いうなれば、私の描くこの作品も「仏像」レベルまで持っていければとおもっていますね。
それは人生を賭けてでも。私の描くアイドルが「神聖な物」にまで昇華されればうれしいですね。

ーーなるほど。

大竹 ただ、アイドルって今の世界では、人の憧れでもあるんですけど、「欲」の象徴的な部分もあるとおもうんですよ。神様の世界でも「欲」担当みたいな。
理想の彼女って「欲」のカタマリですよね。(笑)

ーーそれはそうですね!

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大竹 その「欲」の部分をだんだん削ぎ落としていったら、「理想」という光がどんどん強くなっていくような気がするんです。それが「仏像」と似ている気がするんですよ。

ーー欲を削ぎ落としていきたいと。

大竹 そうですね。
そして、最終的に究極に削ぎ落とした作品に、「アウラ」が宿るのだとおもいます。

※アウラについては「第一回」をごらんください。

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「欲」を「光」にする方法論。とても興味ぶかいものでした。
大竹さんは、今年は色々な方面のアーティストの方とも絡みながら、「攻め」の年にしたいとおっしゃっていました。

今回紹介した作品は、「絹布のろうけつ染め」ですので、写真では、その良さが100%はつたわらず、もどかしい気持ちです。
是非一度、実物を観に行って頂き、その「光」の具合を体感してみてはいかがでしょうか。

それでは、お読みいただきましてありがとうございました。
またお会いしましょう。

<第二回 終>